クリニック開業を検討されている方向けに、電子媒体による広告と紙媒体による広告、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

クリニックを地域の人に知ってもらうためには、効果的に広告活動を行う必要があります。広告について問題を抱えている方は、ぜひ今回の記事を参考になさってください。

ホームページやSNSなどの電子媒体に広告を掲載する場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか？
まずメリットとして考えられるのは、即時性があることです。印刷という工程がない電子媒体での広告は、柔軟に情報発信することができます。

また修正も容易にでき、情報拡散力も優れています。柔軟な情報発信ができるということは、発信する情報に制限がかからないことにもつながります。文章では伝えにくいことでも、写真やグラフといった表現方法を活用することで読者にわかりやすく伝えることができます。紙媒体では情報掲載量にどうしても物理的な制限がかかってしまうので、大きなメリットになると言えます。

デメリットとしては信頼性の低さがあります。電子媒体は簡単に発信・修正ができるため、多くの人のチェックが入る紙媒体の広告よりも信頼性が低いです。

また保管性や記憶への定着という点でも、電子媒体は紙媒体よりも大きく劣ってしまいます。電子媒体による広告の特徴には、良くも悪くも主観的な内容を書くことができます。

これは情報発信にかかる責任の差であるため、どうしようもないポイントです。電子媒体による広告を行う際には、しっかり頭に入れておきましょう。

一方で、チラシや新聞などの紙媒体に広告を掲載する場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか？

まず、メリットとしては信頼性の高さがあります。ライター、編集者、発行責任者と多くの人が目を通すため、ミスも少なく信頼性が高くなります。また手触り、五感への訴求という面でも、紙媒体にしかない効果を発揮できます。

デメリットとしては、情報量に制限があることが挙げられます。紙媒体はあらかじめスペースや文字数が決められているので、全ての情報を伝えることができない可能性があります。

また情報拡散力も電子媒体に比べると低く、多くの人に届けるのは苦労するポイントです。

情報発信に関して、北浜医療総合経営ではこれまで以下のような試みを行ってきました。

・季節に応じた話題性のある専門領域の病気について、日常生活でのアドバイスを通じて健康だよりを掲載したものを四季に応じて発行。
・院長、医療スタッフが演者となる健康教室の開催の告知。
・医院だよりを待合室に置き、ポスティングとして地域に配布。

北浜医療総合経営ではこの他にも数多くの試みを行い、たくさんの成果を上げてきました。

今回ご紹介したように、電子媒体による広告でも、紙媒体による広告でもメリットやデメリットが必ず存在します。

大切なのは、それぞれのメリット・デメリットを把握して、正しい取り組みを行うことです。兵庫でクリニック開業時の情報発信についてお困りのことがあれば、ぜひ北浜医療総合経営にご相談ください。

北浜医療総合経営では大阪・兵庫などの関西を中心に、クリニック開業サポートや開業後の経営支援、開業医の皆様の財産管理・資産形成に関する支援をさせていただいております。兵庫でも整形外科・内科・眼科・皮膚科・耳鼻咽喉科・脳神経外科・婦人科・泌尿器科・心療内科などの開院コンサルティング実績が多数ございます。クリニック開業に関する個別相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。